毎度、コロCAMです
なんとなくキレイな写真や、背景がボケた写真が撮りたくて、ミラーレスなるものを買ったものの、うまくいかない
なんでや、こんなはずやなかったんや、ワイはただ、ボケた写真が撮りたいだけなんや・・・!!
とまぁ、カメラを買ったばかりのビギナーにありがちな無垢で純粋な想いなんですけど、どうやら星入りの玉を7個集めなくても、単焦点レンズなるものを買えばその願いは叶うらしい
ふむふむ・・・単焦点レンズね。さっそく調べてみるか。うぬぬ、なんてことだ。何種類もあって、違いがよく分かんねぇし、値段もバラバラじゃねぇか・・・
というわけで、随分と後回しになってしまいましたが、Eマウント最初の単焦点としても候補になりそうな格安単焦点、SEL50F18のレビューです
正直、先に結論から言うと、最初の単焦点でこのレンズってのは、使い勝手的に個人的には??なわけですが、選択肢の少ないEマウントAPS-Cだと候補があまりないのも事実
その辺も触れながらレビューしたいと思います
SONY Eマウントのレビュー&作例一覧はこちら↓
https://korokorocam.com/e-mount/
α6100, α6400, α6600の比較とオススメはこちら↓
https://korokorocam.com/α6×00/
外観・操作性
無印レンズなので、光沢のある外観でちょっと安っぽい感じ
発売されて時間も経ってますし、ボタン類も無いんですが、個人的には特に問題無いかなと思ってます
まぁ、写真の出来には関係ないからね
ちなみに、毎度のごとくレンズプロテクターとレンズプロテクタープロテクター兼外観保護としてステップアップリングを付けるとこんな感じ
見た目は正直ダサいですが、レンズ保護としては有用です。レンズのエッジ部分、傷つきやすいですからね
なお、上の写真だと49mm→58mmのステップアップリングを使用してます
画質
さて、みんな大好き画質
細かいことは抜きにして、開放だとボケがかなり大きいため、簡単に一眼で撮ったな!って思うような写真が撮れます
そうや、ワイはこういう写真が撮りたかったんや・・・
と、カメラデビューしたばかりの初心者なら感動すること間違いなしなわけですが、画質に話を戻すと、開放だとそこまで解像度が高い印象は受けず、フワッとした描写
最近のレンズにしては、正直ちょっと解像度甘めです
ですが、少し絞ってみると一気に解像度が増し、ピントが合っている部分はカリッとした印象に早変わり
慣れてないとちょっとわかりにくいかも知れないので、もう少し掘り下げると・・・
それぞれの写真を拡大してみるとこんな感じ
上が最初にお見せした開放で撮った写真なんですが、ピントが合ってる部分でも、バキバキに解像してるってほどでも無く、少し柔らかな描写なのが分かります
一方、絞った下の写真はビシッと言った感じで一気に硬度が増してクッキリした描写になってるのが分かります
最近のレンズは開放からバキバキに解像するタイプのものが多いので、好みではあるんですが、開放は眠く感じる人もいるかもしれませんし、2つの味が楽しめると思えばお得と思えるかもしれません
まぁ、この辺は好みですし正直慣れないうちはそんな気にする必要はありません
同じく開放での描写をもう少し見てみると、パープルフリンジも出やすい印象
ん?パープルフリンジ?良く分からん??
そんな人のために、上の写真を拡大
なんか、枝が紫に染まってますよね?パープルフリンジってのは、暗部と明部の境に出やすいこういう紫カラーのことなんですが、結構露骨
一概にレンズのせいだけとは言えないんですけど、レンズ性能による部分が大きく、特に大口径レンズかつ安価なレンズほど出やすい傾向にあります
というわけで、総合的に見るとそこまで開放の描写にこだわったレンズとは言えない感じですが、レンズって描写にこだわりだすと、値段もうなぎのぼり、財布をも破壊する金額に化ける訳ですよ
ぶっちゃけ、細かい描写なんて初心者の方に限らず、機材オタ以外の普通のカメラ趣味の人はそんな気にする必要も無いので、値段を抑えてとっつきやすいレンズを用意してくれてるのは、個人的にはSONYグッジョブだと思いますね
ちなみに、肝心のボケ具合は申し分なく大きいので、陽の光に照らされたそこらの葉っぱでさえ幻想的に化けるボケボケマジックを備えております
キラキラしたものをボカすとなんかスゲェ良い写真に見えるので、晴れの日に是非トライしてみて下さい
機能性
AF速度は最新のレンズと比べても見劣りしないレベルで高速ですし、普段使いで気になるような欠点は特にありません
最短撮影距離も極端に近いわけではないですし、目立って優れた部分も正直あんまり無いですが、悪い部分も無い、価格考えたらハナマルレベル
基本的に特徴が少ないバランス良好なレンズと言えます
最初の1本、 SEL35F18 とどっちがオススメ?
今回紹介している中望遠のSEL50F18Fよりは高価ですが、それでも比較的安価な標準画角のSEL35F18
どっちもEマウントのAPS-Cカメラ、例えばα6400なんかに手を出したら最初の一本として迷いそうな2本です
先に言うと、レンズ選びって、最終的に所有するレンズ次第なのでとても難しいんですよ
なんでもそうですけど、結局バランスが大事になってきます
例えば、ピカチュウとサンダースとエレブーでパーティ組んだりしないでしょ?全部電気タイプとか、ジムリーダーでもあるまいし
ちなみに、最近任天堂Switchで最新のポケモン シールドに手を出してクリアしたんですけどね、ポケモン久々なのもあって面白かったですよ
ダイマックスとか言って、なんかでっかくなっちゃうんですよ。デカいってのはそれだけで夢がありますからね
というわけで、脱線しないうちに話を戻すと、手持ちポケモンよろしく、カメラも最終的なレンズパーティを考えないといけないわけですよ
手持ちのレンズわ~、望遠レンズと望遠レンズ、そして望遠レンズです!とか、もう頭おかしいじゃないですか
というわけで、仮にあなたが一本しか追加でレンズを買わないと考えているなら、SEL50F18より汎用性に優れるSEL35F18がオススメになります
いろんなシーンにそれなりに対応できるし、ボケる写真も撮れる
ただ、SEL35F18もいつでもどこでも使いやすい画角ってわけでもない。一本で何でも対応するにはぶっちゃけ少し不便
そもそも中望遠ってなに?画角ってなに?ってレベルの人はレンズ買う前にこちら↓
https://korokorocam.com/ichigan-vs-iphone2/
で、初心者のうちは8万円弱という値段にたじろぐと思うんですが、APS-C用のレンズでSEL24F18Zってのがあります
SEL24F18Zの商品レビューはこちら↓
https://korokorocam.com/sel24f18z-review/
正直これがSONYのAPS-C用単焦点だと一番汎用性が高いので、個人的には一本しか買わないならがSEL24F18Zが断然オススメだったり
ただね、さっき書いた通り値段があれなんで、思考回路がショートしたあとの人用のアイテムなんですよ
でね、なんでそんなSEL24F18Zの話をしたかというとね、人の心ってすぐ変わるじゃん?
一本だけ、安くすませようと思ってSEL35F18を買った後にさ、やっぱりSEL24F18Zが気になって入手しちゃったりするとさ、SEL35F18は役割がかなり被っちゃうんですよ
一方、SEL50F18なら役割が全く被らず補完し合えるので、SEL24F18Zをいつか買うなら、SEL50F18が断然オススメというか、最強コンビ!?って感じになっちゃうんですよね
まぁ、というわけで使い勝手とか考えると一本しか買わないなら今回紹介しているSEL50F18は微妙かつオススメできないのは事実なんですが、未来のことが分からない以上、安いし単焦点の楽しみを味わえるし、意外とアリかなと思ったりします
最初で最後の一本なら微妙だが、最初の一本としてはアリさぁ、早く次を買え
同じ理屈で、いずれステップアップでSONYのフルサイズのカメラを買う予定が無いなら、APS-C専用を買う方が基本的にはサイズ的にも価格的にもオススメですが、いずれフルサイズを(略
まとめ
というわけで、最初のレンズ選び含めて考察してみたわけですが、変なことを考えずにこのレンズを見た場合、格安ですしとりあえず買っといて間違いのない一本です
個人的に中望遠って一番好きな画角帯なので、このレンズに限らずカメラをやってるなら一本は持っておきたいところですね
以上、商品レビューでした。またね☆
SONY Eマウントのレビュー&作例一覧はこちら↓
https://korokorocam.com/e-mount/
α6100, α6400, α6600の比較とオススメはこちら↓
https://korokorocam.com/α6×00/