【商品レビュー】SONY Eマウント Tamron A036 / 28-75mm F2.8 Di III RXD ~Eマウント入門に最適なズームレンズ~

 

毎度、コロCAMです

 

 

いきなりですが、私がSONYのフルサイズミラーレス機をメインにしているのには大きく2つの理由がありましてね

 

 

1つ目。他の記事にも記載している通り、まだまだ発展途上であるミラーレスカメラにおいて、瞳AFを含めたAF-C性能を最も重視しているため

 

 

子供や犬、スポーツ撮りには欠かせませんからね

 

 

ぶっちゃけ、AF-C性能とレンズの品揃え以外は、写真撮影においては各メーカーもう大差ないし

 

 

正直、他のメーカーに比べたらPanasonicもかなり良い線いってると思いますけど、客観的事実としてSONYがAF-C性能は優勢です

 

 

2つ目。室内などの暗いところでの撮影で、高感度ノイズを増やさずに、シャッター速度を稼いだ撮影をズームレンズで行いたいため

 

 

というのも、私のメインの被写体の1つは子供です

 

 

当然、無駄にカロリーを消費しながら動き回りますし、室内での撮影が多くなります。外での撮影に比べると光量はどうしても落ちるので、光を多くとらえられるシステムが必要になります

 

 

ちょっとマニアックで申し訳ないですが、フルサイズセンサーでレンズ明るさF4以上、物理の法則に従いまして、APS-CならF2.8以上、m4/3ならF2以上、さらに室内撮影なので広角域と標準域のズームレンズが揃っていること

 

 

これが私が求めるスペックです

 

 

で、このスペックを満たしたメーカーとなると、SONY以外ではAPS-Cに全力なFUJIFILMか、F1.7通しフルサイズ換算20-50mm広角ズームとかいう訳の分からないスーパースペックレンズを抱えるPanasonic & Olympusしかありません

 

 

ただ、その上で1つ目のAF-C性能を満たそうとすると、結局SONYしか残らないんですよね

 

 

導入が長くなりましたが、そんなSONYの広角域と標準域を担うレンズは純正社外製含め複数本出ているわけですけど、ぜひEマウント最初の一本にオススメしたいのが、このTamron A036になります

 

SONY Eマウントのレビュー&作例一覧はこちら↓

https://korokorocam.com/e-mount/

 

 

外観・操作性

α9に装着。傷つきやすいのでマスキングテープで養生してます

 

ライバルと思われるSONY純正レンズのSEL24105GやSEL2470GMと違って、高級感とかそういうのは無いんで、そこんとこヨロシクッ

 

 

高級感が無いのは別に良いんですけど、プラスチックを多用しているため傷つきやすくテカりやすいです

 

 

発売後結構すぐ購入したんですが、初日にいきなり少しテカりましたからね。上の写真でもカモ井加工紙製の黒のマスキングテープで養生してます。パーマセルテープは高いんだもの

 

 

また、SEL55F18Zの項目で紹介した段差を生まないレンズフィルター装着術で段差を極力消して、前玉周辺のエッジを保護してます

 

 

段差を生まないレンズフィルター装着術についてはこちら↓

https://korokorocam.com/sel55f18z-review/

 

 

この辺りのカメラ関係で使ってる小物も、一度まとめて紹介記事でも書きたいですね

 

 

凝り性のせいで結構色々試したので、耳寄り情報をご提供できるかもしれません

 

 

えー、一方操作性ですが、ボタン類はズームリングとピントリング、以上となります。ボタンなんて飾りですよ、ってね

 

 

ちょいと寂しいですが、ボタンがあるレンズと無いレンズ両方使ってると、レンズによって操作を分けるのも面倒臭くありません?

 

 

私は、無い方に合わせた操作に統一しているので、別に影響は無かったり

 

 

サイズ・重量

レンズ名 最大径×長さ 重量 最短撮影距離 最大撮影倍率

APS専用F2.8

純正SEL1655G(参考)

73×110 494 0.33 0.2

フルサイズ対応F2.8

Tamron A036

73×117.8 550 0.19

1:2.9

≒ 0.345

フルサイズ対応F4

純正SEL2470Z

73×94.6 426 0.4 0.2

フルサイズ対応F4

純正SEL24105G

83.4×113.3 663 0.38 0.31

フルサイズ対応F2.8

純正SEL2470GM

87.6×136 886 0.38 0.24

↑横にスクロールできます

 

F2.8ズームでフルサイズ対応でこのサイズ重量はかなり驚異的です

 

 

上の表の通り、ライバルと思われる純正大三元SEL2470GMやF4通しの便利ズーム、SEL24105Gと比べても明らかに軽い

 

 

さすがにF4通しで焦点距離も大差無いSEL2470Zよりは重いですけど、F4と比べようと思える時点で凄い

 

 

というか、SEL2470GMはこうやって見ると巨漢ですね

 

 

また、後で詳しく書きますけど、こいつガンガン寄れるので標準域ということもあって相当便利です。しかも価格もリーズナボォゥ

 

 

フルサイズでF2.8だと、APS-CのF2相当、マイクロフォーサーズのF1.4相当のボケやお暗い場所でのノイズ耐性が期待できます

 

 

なので、APS-CでF2程度の単焦点を何本も揃えるより安く済みますし、レンズ交換も不要

 

 

標準域の大三元ズームは正直単焦点で良いや、と思ってたのでスルーしてましたが、これはもう毎日もやしパーティーになったとしても買わざるを得ないレベル

 

 

SONYだけじゃなく、Tamronまで私の財布を狙ってたんですね

 

 

 

機能性

1. 最短撮影距離

広角側はここまで寄れます。こわっ
こんな感じに撮れます。寄れる、ボケる、格好良い

 

すでに触れましたが、凄く寄れます

 

 

最大撮影倍率だけ見るとSEL24105Gも近い数字なのに、なぜ最短撮影距離がこれだけ違うのか。実際、A036の方が遥かに寄れます

 

 

実は、SEL24105Gは望遠側で被写体が大きく写るのに対し、A036は広角側で最も被写体が大きく写ります。そのため、A036の方が寄れる結果になるのです

 

 

場面によってどっちが有利かは異なるでしょうが、A036だと水族館とかで撮影する際、広角側ならほぼ水槽ガラスに密接した状態で近くの魚にピントを合わせたりできるので、ガラスの反射の影響を受けにくいメリットがあります

 

 

あとで見返したとき、一生懸命撮影する自分とか反射して写ってたら嫌ですし

 

 

この辺は、水族館に適したカメラ選びの記事で触れているので、よろしければ見てみて下さいな

 

 

レンズ選び② 水族館に適したレンズはこちら↓

https://korokorocam.com/sony-lens-choice2/

 

 

逆に、近寄ると逃げてしまいそうな野良猫とかが相手なら、SEL24105Gに軍配が上がるでしょう

 

 

SEL35F18FやSEL55F18Zのページでも散々述べてますが、この最短撮影距離はとても大事な性能です。テーブルフォト等でも必須ですからね

 

 

特に、汎用性を求める1本を選ぶときは、しっかり抑えておきたい重要ポイントです

 

 

ちなみに超脱線しますが、上の画像のなんか格好良いレンズは、コシナのNOKTON classic 40mm F1.4というレンズです

 

 

マニュアル操作ではあるものの、アダプターを使うことでSONYのミラーレス機でも使用可能、なんならAF化も可能

 

 

この辺はオールドレンズの記事でも書くときにまたやりたいと思います

 

 

オールドレンズについて書きました↓

https://korokorocam.com/oldlens/

 

 

α9 Tamron A036 28mm 広角側でも大きく写せます。ノートリミング

2. AF性能

 

一方、AF性能に関してはα9との組み合わせで、子供を撮ったりするのに十分追い付くレベルではあるものの、純正レンズのAF性能が凄すぎて、SEL24105Gなんかと比べるとワンテンポ遅れる印象です

 

 

子供や犬が走ってるくらいなら、ジャストでピントが合う確率は多少落ちたとしてもある程度対応できますが、やっぱり少しマイナス点

 

 

まぁ、それでもα9との組み合わせなら、他社のどのミラーレス機とレンズの組み合わせよりもAF性能高いのは間違いないですけど

 

 

あと、α9のAF-Cモードで使用した場合、広角側だと連写速度15枚/秒なのですが、ちょっとズームすると連写速度が9枚/秒に落ちます

 

 

動体撮影で考えてる人は、ご注意ください

 

 

α9 Tamron A036 75mm シャボン玉程度なら、楽にピント合いますよ

画質

α9 Tamron A036 28mm 物思いにふけているのか、何も考えていないのか
一部切り出すとこんな感じ。質感もしっかり伝わってきます。ヘビ嫌いな人ごめんよ

 

解像度は素晴らしく高くとても現代的な描写です

 

 

それこそ、発売当初から純正の大三元レンズにも匹敵すると言われてましたし、私も撮った写真を確認してて感じますが、ズームでこれなら文句無しの画質です

 

 

α9よりセンサーピッチの狭いAPS-Cのα6400で使用しても十分解像しているので、α7R系の高画素機でも問題無いかと思います

 

 

α7RⅣがサプライズ発売され、今でも十分すぎる性能のα7RⅢの価格が落ちているので、組み合わせると値段からは考えられないくらい高性能・高画質システムが完成します

 

 

この辺、誤解している人いるかもしれないですけど、ざっくり言うとセンサーサイズが小さいカメラほどレンズの解像度が要求されます

 

 

センサーが小さいのに画素数が一緒=より細かいってことですので

 

 

一方、小さいレンズほど開発が簡単=解像度を上げるのも簡単、っていう技術的な話があるみたいで、バランスは取れてます

 

 

普段特に意識することは無いと思いますが、いずれまたこの辺の話も

 

 

α9 Tamron A036 75mm この写真の前ボケは結構きれいです

 

一方、ややボケはざわついたり、硬くなりやすい印象を受けます。解像度が高いので、この辺は基本トレードオフ。止むを得ないでしょう

 

 

まぁ、少なくとも初心者が気にするような話題ではありませんし、私も気にしません

 

 

まとめ

 

スマホと同じ28mmの画角から、中望遠域に入る75mmまでをF2.8で使えるため、室内での子供撮りとかにとても向いています

 

 

寄れるのでテーブルフォトや物撮りもばっちり。汎用性は相当高いので、初心者にも最初の1本として安心してオススメできますね

 

 

日常シーンのかなりの部分に対応できるので、ズームで着けっぱなしレンズを探すなら、初心者にもベテランにもオススメできる一本ですよ

 

 

SONY Eマウントのレビュー&作例一覧はこちら↓

https://korokorocam.com/e-mount/

 

 

α9 Tamron A036 光と影もキレイに捉えています