どうも、コロCAMです
いよいよ塗装に入っていくんですが、プラモデルなんてぶっちゃけここの重要度がもう8割以上
塗装を失敗したら、いくら頑張って改造して加工してたとしても台無し
なので、無難に説明書通りの色に塗るのが安全なんですが、それじゃあ面白くない
次回:制作編⑧ 部分塗装↓
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前回:制作編⑥ 塗装準備&下地塗装↓
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最初の記事:制作編① 導入・開封の儀↓
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というわけで、何色にするべきか塗料とにらめっこするも、そもそも本当はMG フリーダムガンダム ver2.0が作りたかったけど、部品が多かったから代わりに作り始めたってのもあって、全然良い色も思いつかない
強いて言うなら、私の中では旧ザクことザクⅠってモブキャラっつうか、ザクって言うかザコなんですよね
連邦が誇るやられメカのジムもそうですけど、最近は主人公機でも無いモブキャラまで格好良くなっちゃって、なんか違うんじゃない?ダサさがあるからこそ光るんじゃない?
ダサいのになんかカッコイイ!それが正義なんじゃない!?
っていう興味の無い人に説明しても、生返事が返ってくるだけの熱い気持ちがあるわけですよ
困ったときは良くカラーパターンを眺めたりもします。うん、思いつかない
んー、ダサい色ってなるとやっぱ黄色とかかなぁ・・・っていう結論になったものの、全然作りたくない
イメージと仕上がりの乖離が大きくなりすぎそうなので、とりあえず全体のメインカラーは変えずに緑にすることにしました
ただ、チラッと前の記事でも書いた通り薄紫は嫌なので、そこは全体的に色を変えていこうと思います。うん、塗ってから考えよう
なお、カラーパターンは色の調色とかでも役に立ちますし、どの色に近いのを作ったか忘れたときのメモ代わりにも使えるので、持ってて損は無いですよ
というわけで、さっそく塗っていきましょう。使う道具はコレ
AIRTEXのコンプレッサーとタミヤのハンドトリガータイプのエアブラシ(ハンドピース)。二つを繋ぐホースは湿度対策で当然透明(初音ミク色)です
湿気が多い時期だと、ホースの中に水滴が溜まって塗料と一緒に吹きだしたりするので、それを避けるためにも透明が良いですね
ちなみに、AIRTEXのコンプレッサーは2代目で、初代からだともう10年以上使ってますが、特に不便したことは無いですね
吐出圧も調整可能でパワーもある。粘度高めのウレタンとかを広範囲で吹くときとかも十分対応できるすぐれもの
以前は別のやつを使ってたんですけど、空気が一定圧までたまったら自動停止する機能が付いてなくてうるさかったんで買い替えたんですよね
追加でエアタンクが付いてる上位モデルもありますけど、ぶっちゃけ別に要らんかなぁ。カバー付きの似たようなモデルも出てるので、どれでも良いと思います
その辺の機能が付いてるコンプレッサーなら特に何でも良いと思いますけど、エアブラシはトリガータイプがオススメですね
私も無難にシングルアクション→ダブルアクションと買い替えていったんですが、途中でトリガータイプに変えました
ダブルアクションタイプの構造をトリガーにまとめたもので、ちょっと引くとエアーが出て、更に引くと塗料が出るので、単純に指が疲れにくいです
カップ一体型と分離型がありますけど、個人的には掃除が楽な一体型が好きですね
メインカラーは緑って決めたので、とりあえず手持ちの中から色を物色
普段は調色してオリジナルカラーを作ることが多いんですが、今回は完成図がまだ思いついてないし、とりあえずこれで良いやってことで、全体の色は暗緑色(中島系)を使用することにします
別にカツ○くんの友達とは関係ないですよ
中島飛行機株式会社っていう第二次大戦中に存在した航空機メーカーの戦闘機に採用されていた暗めの緑色って意味ですんでね
ちなみに、中島は自動車メーカーのスバルや工具で有名なマキタの前身だったりします
で、あとは塗料を溶剤で薄めて塗ってくだけなんですが、溶剤は乾くのを遅らせるレベリングタイプがオススメ
まぁ、光沢で厚めに塗るときでも無ければ、ぶっちゃけそんな体感で差は感じ無いですけどね。値段もほぼ変わらんので
エアブラシを吹くときのコツとして
パーツの近くで吹くほど光沢が出やすく、離すと光沢が出にくい & 距離さえ離して吹けば、塗料が薄い分には失敗しない、塗料が濃いと一撃失敗の可能性があるので、慣れるまでは薄めがオススメ
って私は思います
まぁ、この辺は正直慣れるしか無いし感覚的な物なので、失敗あるのみですね
ちなみに、光沢の有無は後から調節できますが、デカールを貼るときは半光沢か光沢じゃないと失敗する確率が跳ね上がるので、ツヤ消しで塗ったとしても後から光沢にする必要があります
二度手間なので、とりあえず光沢か半光沢の塗料を使うのが楽ですよ
というわけで、ぬりぬり完了。皮膚が敏感な人は、ゴム手袋を付けることをオススメします
段ボールは試し吹きにも丁度良いので、ストックしとくと良いと思いまっせ
次にグラデーションを作っていきます
色々な手法がありますが、私はパーツの中心部にハイライトを付けていくやり方が好きですね
具体的には、さっき使った中島系に白と黄色を混ぜます
これ、白だけでやる人が多いと思うんですけど、アクセントで黄色か青、好きな方を混ぜるとより深みというかコクが出ます
スープみたいなもんで隠し味が大事っちゅうことですわ
ちなみに、MAX塗りと呼ばれる先にパーツに黒い部分を作っといて下地の色の差でグラデーションを出すやり方もあるんですが、どうしても明暗差が極端になるので、私はあんまり好きじゃないですね
あの塗装のやり方をするなら、黒、グレー、白と段階に分けてグラデーションを付けるか、いっそグレーと白だけのグラデーションにすればだいぶマシになるんですが、手間を考えたらハイライト入れた方が早いですからね
話を戻して、結構派手目なグラデーションで行きたかったので、まず9:1くらいで白と黄色を混ぜます
次に、今作った薄黄色をエアブラシに残った中島にぶち込みます。残った量の1/4~半分くらいかな
まぁ、この辺も塗料の濃度に寄るので一概に言えないため、都度好みに合わせて調整していきましょう
ハイライトの入れ方は、スジ彫りに囲まれた部分の中央部を基本に色を吹いていきます
コツとしては、やや薄くなるように溶剤で希釈することと、最初はちょっと離して吹くことですね
ね、驚くくらい印象が変わったでしょう?
なんかスイカが食べたくなってきましたが、こんな感じでサクサクと・・・
同様の塗装を全てのパーツに入れていきます
あんまり正確に塗る必要は無くて、わざとムラがあるように塗るのがコツですね
で、緑は塗り終わったので、間接部とかの残ったパーツは黒鉄色にします。メタリック系ですね
サクッと塗り終えます
同様にハイライトを入れるんですが、メタリック系なのでシルバーを混ぜます
また好みで残った黒鉄色の3~5割くらいのシルバーをぶち込みましょう
右が初期状態、左がハイライトを入れた後
うん、良い感じ
同様のことを全てのパーツに入れていきます。今回使う基本色は緑とメタリックグレーの2色なので、全体塗装とグラデーションはこれで完成
というわけで、また全体の印象を見るために組み立ててみます
全体塗装とグラデーションを入れただけで、これが・・・
こう!
大学デビュー並には印象変わりましたね
というわけで、とりあえず全体を塗ったので改めて完成図を考えてみます
・・・ロックマンX
ロックマンXのライドアーマー、あのダサさが答えか
なんかインスピレーションが湧いてきました
というわけで、次回からは部分塗装を施して更なるメイクアップをしていきます
じゃあ、またね☆
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色は違うけど、ライドアーマー↓